都営バス乗車記(3)−日暮里・舎人ライナー開業前夜の尾久橋通りをたどる
東京都交通局 【里48】 日暮里駅−舎人二ツ橋・足立流通センター終点 バスたび日記N013-2
取材/08-2
−東京都荒川区・北区・足立区−
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A尾久橋10:47→谷在家二丁目11:00 P−B704


 さっきのバスで降りた「江北六丁目団地」から今度は北側を歩いてみようと「尾久橋」から再び舎人方面のバスをつかまえる。やってきたバスはオレンジ色の幕を掲げる日デ+富士重7Eともう先が長くはなさそうな経年車。あまりに利用が多い路線だと立席定員が不利なノンステップは逆に敬遠され、最後までツーステップの活躍場所になるらしい。乗ってみると立客はいるもののさほどの混雑ではなかったので降りるときの心配はなさそう。お年寄りが目立つ車内だったが「江北四丁目」で大勢降りたので座れた。バス停毎に降車が進む。降りようと思っていた「江北六丁目団地」が近づいてきたけど、なんとなく次の「谷在家二丁目」まで乗った。西日暮里駅を出ると隅田川や荒川の部分以外は、どこで降りてもあまり景色は変わらない、一直線に伸びる尾久橋通りと日暮里・舎人ライナーである。

尾久橋バス停を出てスロープを上がる舎人二ツ橋行。ダイヤが乱れるとすぐダンゴになるのは運行本数が多い証拠。
スロープを上がると熊野前陸橋で都電をオーバークロスした本線と合流し尾久橋を渡る。ライナーとレベルがもっとも接近する場所。

沿道に車内広告。PRに余念がない。
江北四丁目−江北陸橋下をゆく舎人二ツ橋行。


江北陸橋は環七通りとクロスするポイント。江北陸橋下付近にて。

谷在家二丁目で降りた。

 などと書いたけど、「皿沼二丁目」あたりから沿道に続いていた建物が消え、公園や空地が広がるようになってきた。道路工事は相変わらずだけど大きく景色が変わったのでいい気分転換になる。やがて見えてきた交差点に付けられた名でこの付近一帯が舎人公園だということが分かった。といっても事前の下調べで公園があることは知っていたのだが、その交差点に差し掛かると舎人二ツ橋行の里48が左折して尾久橋通りから外れてゆくのが見えたのでビックリ。最初1日数回だけ運行される足立流通センター終点行なのかと思ったらそうではなく、メインルートが舎人公園付近では尾久橋通りから外れるということを現地で初めて知る。むしろこの交差点を直進するのはレアな足立流通センター終点行の片道だけということも後になって判明。路線図と地図を照らし合わせればすぐに分かることで、どうも下調べは万全じゃなかったらしい。さらに国際興業のリエッセなんかも走っていたりしてまたまた驚いた。足立区が委託しているコミバスだということを付近のポールで知る。


でもまあ、あれだ。出発前に1から10まで知ってしまうより、現地で知る驚き、楽しみもある程度残しておいたほうがイイに決まっている。下調べのときそうした思いが本能的に働いたのかも・・・(´・ω・`)


尾久橋通りを外れたのは舎人公園に隣接する足立流通センターを経由するためで、運送会社の拠点や卸売市場などがある一大物流ターミナルとなっているこの付近で働く人の足にもなっている里48もWikiによれば、2003年まではここが終点だったらしい。

舎人公園交差点。
菜の花畑と舎人公園駅。3月に再訪すると黄色一色だった。
思わぬところでJNRマーク。足立流通センターの一角にJR貨物の営業所がある。(もちろんトラックのみ)

B舎人二ツ橋13:23→日暮里駅14:13 P−B704


ようやくたどり着いた「舎人二ツ橋」はライナーの終点、見沼代親水公園駅の駅前広場で、バスターミナルが一足お先に供用されている感じ。里48の他に東武バスも入る。ライナー開業と同時に「見沼代親水公園駅前」にバス停名が改称される予定。ここまでたどり着いたら午前中の晴天が嘘のように急に雲が広がり始め気温も下がってきた。なんだか風も強くなってきた上、ポツリポツリと雨が…発達した低気圧の影響で関東地方随所に記録的な突風をもたらしたということを帰宅後知る。「春一番」だったらしいが、それにしては風が冷たかった。

見沼代親水公園駅と舎人二ツ橋停留所。
ライナー開業後は見沼代親水公園駅前に改称される。
発車するバスと入れ替わりに到着するバスが。ターミナルには常にバスが待機している状態で本数の多さが伺える。舎人二ツ橋にて。

 そんな天候なので、帰りはここから日暮里駅まで乗り通すことに決めバスを待っていたらやってきたのはさっきと同じ日デ+富士重7EのP−B704。5人くらいの人間がバス停で待っていたけど自分を入れて3人しか乗らずに発車。尾久橋通りを南下して三つ目の「入谷一丁目で倍以上に増える。「中入谷」からは一端尾久橋通りを外れて流通センター付近を「コ」の字型に迂回し舎人公園交差点で尾久橋通りに復帰するとほどなく仮設の「舎人公園」着。公園には関連施設も整っているのかラケットケースを背負った人が大勢乗ってさらに倍に増えた。まだ序盤だが既に座席はほぼ埋まってしまう。

舎人二ツ橋を発車する日暮里駅行。
放射11号舎人付近をゆく。
舎人公園の北側で一旦尾久橋通りから外れる。入谷一丁目−中入谷間にて。
流通センター前をゆく日暮里駅行。
流通センターと舎人公園は一部隣接しているので緑が多い。足立流通センター−足立流通センター南間にて。
さすがトラックが多い。足立流通センター南付近にて。

 その後「江北六丁目団地」で若干の降車があるものの乗ってくる方が多くて「江北四丁目」で立客発生。混むといえば道路の方も流れが滞り始めてきた。バスの速度が落ちてくるのに合わせた…わけではないけど急速に眠気が襲ってきたのでガマンすることなく落ちることにする。なのでこの先の記憶は断片的にしか残ってないが、ふと目が覚めた荒川区の「赤土小学校前」あたりでもまだノロノロ渋滞が続いていた。朝、反対のバスから見た渋滞は西日暮里付近の事故のせいかと思ったけど、そんなのは関係なくって日常的な風景らしい。っていうか朝よりヒドイような。

江北六丁目団地付近をゆく日暮里駅行。
扇大橋北詰〜熊野前間は尾久橋通りの頭上からライナーの高架が外れる。扇大橋北詰付近にて。
ここは荒川と隅田川に挟まれたわずかなスペース。扇大橋南詰付近にて。
熊野前での都電との出会い。
東北本線と常磐線を短絡する貨物線をアンダーパス。上からライナー・貨物線・尾久橋通りの三層構造。
京成のガードをくぐる。西日暮里駅前−西日暮里二丁目間にて。
日暮里駅へ向けてほぼ直角にカーブするライナーの高架をなぞるようにバスもここで尾久橋通りから駅前へ。


到着。日暮里駅の降車場は尾久橋通りから入ってすぐ。(乗車車両)

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08.3.25公開